2021/06/10 10:30

壁掛け金物の取り付け方の説明は今回で最終回です。

 

ホッチキス針を打ち終えたら、金物をより外れにくくするために、ピンを打ち込みます。

ピンで壁につけるフックなどと同じ原理で、ピンを斜めに、それぞれを違う角度・方向に打ち込むことで、金物に力が加わっても抜けにくくなります。


⑤ ピンをカナヅチで打ち込みます。

金物が抜けないように、ピンを「斜めに」打ち込みます。

ピンを打つときに壁の中で「ハ」の字になるように、それぞれのピンを違う角度で打ち込むと、より抜けにくくなります。


穴の角に針先を当てて打ち込むと、針先が滑らずに打ち込めます。

左の穴に打つときは左方向に打ち込み、右の穴に打つときは右方向に打ち込むと良いでしょう。


ピンの頭が最後まで打ち込まれていないと、家具を引っ掛けるときに引っかかってしまってきちんと掛からないことがあるので、しっかりと打ち込んでください。


すべての穴にピンを打ち込んだら終了です。


金物の取り付けはこれで完了です。


次回はこの金物に家具を掛ける時の注意点をご説明いたします。